宝塚大劇雪組公演を観てきた

「舞踊と音楽は人間自身が発明した最初にして、もっとも初期的な快楽である。 」BYアダム・スミス


ちゅーことで、観てきました!


演目は、お芝居『Shall we dance?』とショー『CONGRATULATIONS宝塚!!』。

ネタバレあります。


とりあえずメモ的な。


いやー、なんて初心者向けな演目なんだ。芝居もショーも。
リピートする人いいなぁ。私ももっかい見たい。特に芝居。


お芝居は、日本の映画が原作なので、宝塚初心者さんにもとっつきやすい。
しがないサラリーマンってタカラジェンヌ的にどうなのって思うけど
えりたんが実にバランスよく演じている。フェアリーだ。すげぇ。


えりたんとともみんの絡みが多く、まっつはケガで休演、
さらにちぎとせしるは女性だし(←)私はいったい何組を観ているのだろう…
としばし呆然だったけど、きんぐが登場してテンション上がった。
きんぐはどうやら私の精神安定剤らしい(笑)。


まっつの休演で代役に入った翔くんはとっても頑張っていました。
アルバートを見て、まっつならこう演るんだろう、というのはなんとなく想像できたけど
翔くんは翔くんなりに、アルバートというキャラを昇華し始めているようにも見えました。


そしてその翔くんの代役に入ったほたてさんの安定感よ。
あなたほんとに代役ですか?!と。
ストーリーテラー的役割なんですけど、私ほたてさんの声好きだわ。


咲ちゃんのホストはもうおかしくておかしくて。
それDAIGOだよね?!DAIGOを参考にしたよね?!(笑)
いるよねーこういう若者。いやぁ、登場からうざい!(ほめてます)
ももちゃんとのカップルがかわいかったです☆
ほんでももちゃんのあの制服…!小柳先生、やってくれるわ。


あゆっちあんりちゃん親子はとてもかわいいし
せしるあゆみのダンサー、ゆめみさんのシンガーいい仕事してるし。
翔くんと踊ってた若手ダンサーズかっこええ!目の保養でした。
んで、皆あちこちでわちゃわちゃ細かく芝居してるし、目が足りん!!!
贅沢な悩みだー。雪組の芝居最高!!


ショーは、「ノンストップ」って感じで、気が付いたらフィナーレだった…
メリハリが無いというか、ちょっと休憩がほしい…
でも後でパンフレット読んだら、ちぎちゃんのインタで
「オープニングとフィナーレ以外は全部中詰め」と藤井先生が言ってたそうで…
わざとだったのか。


ちなみにOPは教授回診じゃなくて、ゴスペルだったのね(笑)なるほどー。
ヒメのシャウト!おいしく頂きました。
フレンチカンカンかわいい!
せしるあゆみカリ(女装)の腹見せ衣装やっほう。美しい腹筋でございました。


ちぎちゃんのソロナンバー…藤井先生、ちぎちゃんの持ち味知ってますか?
なんでそういう使い方するかなぁ。
なんてーかそこここに見えるコレジャナイ感は何だろう。
藤井先生、雪組は久々だもんね。
しかも宝塚礼賛(自画自賛)ショーっていう制約付きだもんなぁ。
一度でいいから音月トップ時代に登板してほしかった。


ラテンの咲ちゃんセンター場面も、ここはまっつの代役だったんだけど
こういう場面は咲ちゃんにまかせて安心なんだなぁ。成長したなぁ。
センター慣れしてるし、やっぱりダンス上手だし、見せ方もよくわかってる。
周りの男役(ダンサー枠)と一緒に踊ってても見劣りしない。
ラストのグランジュテ×4、徐々に大きくなっていくんだけど、
脚の角度といいタイミングといい、ばっちり揃ってて、この子らすげー、と。


あ、ラテンの場面、誰一人として何言ってんのかわかんなかったんですけどw
耳にやさしい雪組時代を知っていると、要求が贅沢になりますな。
すまんなー。


ちなみに、階段下りの順番が、大きんぐがおり→翔咲になってて、
ちょっと複雑な心境に…翔くんと咲ちゃんを上げていくのかなぁ。
時代は変わっていくんだなぁと。


だってスチールも気づいたら、あすカリ夢華さんが入っててさ。
ケイさん辞めてからグラフも歌劇も買わなくなったし(立ち読みのみで)
DVDとかも買わないし、観劇回数も激減だしで、
下級生がわからなくなってきたぞー。やばいやばい。