まっつ・・・（雪組DC『ブラック・ジャック―許されざる者への挽歌』を観てきた。その1）

雪組シアタードラマシティ公演を観てまいりました。
演目は『ブラック・ジャック―許されざる者への挽歌』。
手塚治虫原作の『ブラック・ジャック』ですわよ。

久々の雪組！まっつ！まっつ！！…のはずが。
なんとまっつさん、のどを壊してまして

いや、最初は何ともなかったのよ、たぶん。
でも1幕の途中から声がかすれ気味になって、あれ？と思ってて、
ソロのナンバーを歌いだしたらもうやばいﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉって感じで。
バックで踊ってるBJの影も顔硬直してるし（役的には問題ないが）。

まっつさん、途中で腹をくくったのか、
歌の部分を全てセリフにして乗り切ってました。
演歌風に、歌詞をセリフ仕立てにしてメロディーにのせる、みたいな。
2幕もずっとそれで通して、最後のワンフレーズのソロは歌ってました。
あとフィナーレ（？）と。

もう、なんていうか、悔しいです。。。
まっつだからこんなに悔しいのさ。

歌の部分をセリフで乗り切ったのはさすがまっつやし、
あまり宝塚を観ない人なら「こういうもんかなー？」って思ったかもしれん。
それくらい見事やった。
何度もリピートしてる人なら「特別なものが見れた！」って思うかもしれん。
それくらい、美しかった。

でも、私は今回この1回しかなくて…

まっつの歌を楽しみにしていた。
まっつの歌が聴きたかった。

私のような観客がいることはまっつが一番よくわかってるだろう。
プロとしてあるまじきことだなんて私が言うまでもない。
まっつが一番わかっているはず。
そして、まっつののどが心配な私の気持ちも間違いなく、本物。

だからこそ、気持ちの持っていき場がなくて困っている。

ブラック・ジャック、すごくよかった。
だからこそ、悔しくてならない。

本来の姿のブラック・ジャックが、見たかったよ。

まっつが主演じゃなかったらこんなに悔しくないと思う。
悔しくて、悔しくて…
自分がまっつの歌をどれだけ渇望していたか、よくわかった。

長くなるのでいったん切ります。
その他の感想は後程。