宝塚歌劇雪組バウ公演『パルムの僧院―美しき愛の囚人』を観てきた(その1)

というわけで、バウ、初潜入。
咲ちゃん、単独初主演おめでとう!!


原作を読んで予習しようと、この公演の発表があってすぐに本を買ったのに
未だに積ん読状態←
(ちなみに『十二夜』も本買ったんですよ。3月までに読めるのか?)
同じく『パルムの僧院』をもとにした公演『情熱のバルセロナ』は未見。
ということで、何の前知識もなく…
話についていけるんだろうか?という若干の不安を抱えつつ見に行きました。


ツイッターでは髭かなとだーのくるくる(髪型が)ひとこだーの
朝風先輩&ももちゃんの鞭プレイだーの
どんな話やねん!!と思っていたら
なんだか普通に楽しめましたよ(笑)。


咲ちゃんは、開演アナウンスの時点でその低音にびっくり。
登場の歌がうまくてまたびっくり。
さわやかで純真、それでいて未完の若者の危うさ…それゆえの魅力。
確かに今の咲ちゃんじゃなきゃできない役だったかも。


せしる、すっかり女役ね。「叔母と甥」から一線を越えてしまう背徳感、
その美貌ゆえの説得力・・・いやーおいしくいただきました。


あんりちゃんはこれぞヒロイン!!かわいくて、芯のある女性。
歌うまくなっててびっくりしたさ!!


かなとくん、髭つけてもかっこいいのね。歌もうまい。
ひとこ、どこのパリス伯爵かと(笑)。この方もきれいな顔立ちね。


専科のヒロさんはじめ、にわにわ、きゃびい、がおり、ほたて、あすくん
愛すみれちゃんやえーちゃん・・・
バウ組はどっちかというと「いぶし銀」の、職人的魅力のある生徒さんが
揃っていた印象ですね。
下級生中心で、20人ほどしかいないにもかかわらず、
大きな破綻もなく、それぞれの生徒さんが熱量を持って芝居に臨んでおられ、
非常に見ごたえがありました。


あ、がおりのラブシーンなんてレアなものが見れて、
雪ファンとしては嬉しい限り。むふ。


ほたてさん、悪役なのに悪役っぽくないのは空気読めないからか…
・空気の読める悪役=ヒロさん
・空気読めない悪役=ほたて
・空気読める悪(になりきれなかった)役=がおり
という理解でよろしいか。
(何の確認やねん←)

朝風先輩とももちゃんの鞭プレイ、楽しみにしてたのにww
私の席、前方で上手の一番はしっこだったから、
角度なさ過ぎて見えにくかったんだよー。
特に馬乗りになってるとこが見えなかった。超残念←


席の位置のせいで、1幕おわりの咲あんりが台に乗って
前方に出てくるところも、見えづらかったんだー。


そうそう、おーじもいい味出してて
ほのりちゃんの頭身バランス&首の長さにびっくり!
とか、何なら出演者全員について何かしら書きたいくらいなんですが…
さすがに研2、3あたりは私もわかんないのでね…
勉強します、ハイ。


それにしても咲ちゃんて、研8でやっぱまだまだ若い方で、
咲ちゃん自身の持ち味もあって、どっちかというと青年というか
青くさい感じの役を振りたくなるんだろうし、
今回もそうだったんだけど、
なんてーか、ラブシーンになるとすごくドキドキするのはなぜだろう。
前田慶次』で壮あゆ、まつせしのセリ下がりラブシーン(←)とは種類の違うドキドキ感。
なんなんでしょうな?


ま、とにかく、楽しかったから良し。


脚本、演出、キャラクターについてはまた後日。