この国の未来のために
宝塚版の「JIN―仁」。
特に、音月桂さん、舞羽美海さん、花帆杏奈さん、詩風翠さんのファンの方にとって
思い入れのある作品だと思います。
もちろん、私にとっても。
音月・舞羽トップコンビの卒業公演仕様に、
斎藤先生が(杏奈さん、ハウル含めた)退団者への愛をこめて脚本を書いて下さいました。
…というある意味特殊な事情を含んでいることもあって、
ミュージカルの出来としてどうだったかと言われると、
私はコメントしかねます(笑)。
でも、私はこの作品に込められたメッセージがすごく好きです。
いや、斎藤先生がどこまで考えておられたのかは正直わかりませんが(笑)。
私が好きな曲、それが仁友堂のメンバーが歌うナンバー。
♪医学の進歩は
咲「そうです、日々研究あるのみですわ」
♪人のため国のため 命を結び繋ぎましょう
♪この国の未来のために日進月歩に進む医学の道
細かい歌詞は確認してませんが間違ってたらごめんなさい。
日進月歩の使い方がおかしいんじゃないの?とかいう話はおいといて(笑)
この曲のテンポも好きなんですけど、歌詞が好きなんです。
医学の進歩は、日々研究あるのみで、人のため国のため、ですよ??
すごく大切なことだと思います、私は。
私は医学ではないけれど、学問の道を究めようとしています。
そういう道を進むものの一人として、
「人のため国のため」「この国の未来のために」
これは忘れてはいけないことだと、この曲を聴くたびに思うのです。
医学だけじゃない、ありとあらゆる科学、学問は
「人のため、国のため」にあるべきだと私は思います。
「JIN―仁」の時代的に、「国のため」となったのかもしれませんが
現代なら、もしかしたら「国のため」というよりも
「国々のため」「地球のため」というレベルになるのかも…
いずれにせよ、人のためになる研究をしていきたいと改めて感じた夜なのでした。