出逢えたことが、奇跡(音月桂サヨナラショーを見た)

ということで、前楽のサヨナラショーを見ました。
これはケイみみのサヨナラショーではなく、
あくまで「音月桂サヨナラショー」であることを知ったのは、
みとさんの挨拶ででした(汗)。


ヅカファン歴3年、サヨナラショーはもちろん初見の私のつたない感想です。


ネタバレはありますが、レポではありません
詳細はほかの方のブログに書いてあるかと思いますので…。


冒頭、「エメ」のイントロが流れてきただけで泣いた私。
薄いグリーンの衣装を着て歌うケイさん…
ここは夢の世界だ、と思いました。


で、「世界の王」のイントロで、涙はひっこみました(笑)。
振り付けもほぼ本公演のままだったはず。
覚えるくらいDVD見たもの。
ケイちぎまっつの並びを心から愛しているんだ、と再確認しました。


シトラスの風は、サビにくるまでわかりませんでした。
でも、ゆめみさんがセンターで踊っていて、うれしくて…
と思っていたら、なんとケイさん、まっつ、みっちゃん、ゆめみさんが
銀橋で並んだの!!!
うわー!うわー!!すごいよ!!!
同期並びが本公演で実現しなくてちょっとさみしかった私の心は満たされました。
ケイさんの愛ですね。


このショーは「音月桂サヨナラショー」ではあるけれど、
ケイさんの愛があふれたショーだなと思いました。
ケイさんのためのショーのはずなのに、ショーに関わる全ての人たちが、
ケイさんの愛を感じずにはいられないショーだなと思いました。


それでもやっぱりショーの主役はケイさん。
まっつとの「ニコライとプガチョフ」。
オペラでケイさんの顔をみておどろいた。
ニコライがいる…!
衣装も違うし、髪型だって違う。
なのに、そこにはニコライがいた。
男役・音月桂のすごさを目の当たりにした瞬間でした。


みみちゃんとのデュエットは、仮面の男から「君がそばにいる」。
色々ありすぎた公演だったけど、曲と歌詞だけは絶品だ。


このショーはみみちゃんとの絡みが少なくて、あれれ?
と思っていたら、きましたよ、忘れ雪。
銀橋で歌うケイさん。盆からせり上がり、舞台で踊るみみちゃん。
曲の終わりで、ケイさんの肩に手をおくみみちゃん。
その手を握り締めて、再び歌いだすケイさん。


「いろんなことがあったね」


おそらく、客席全体で涙腺が決壊したんじゃないかと。


「みみの手を離さずに」「みみと手をつないで」
ずっとケイさんがおっしゃってたことですよね。
みみちゃんへの愛を感じました。
ケイさんの優しさ、愛…。
そして「いろんなことがあった」ケイさんをそばでみみちゃんが
ずっと支えていたんだと思います。
2人に出逢えて本当によかった。


ケイさんの優しさと愛。それは、ラストの選曲にも表れていたと思います。
まさかH2$をやってくれるとは!
ちぎちゃんのメガネとコミカルな動きを見ただけでわかったよー!
僕らはみんなブラザー。
みとさんが挨拶でおっしゃってました「雪組が大好きなケイ」と。
雪組の「ブラザー」たちと、やってきたんですよね。


最後は「心から心へ」。
ドンカルの公演から感じていたことだけど、
この曲は、組子だけでなく、客席の空気をも動かして
本当に会場全体がひとつになる力のある曲だし、
そこまで曲の持つ力を引き上げることができるのは、雪組だからだと思います。
ケイさんが目指す、「ダイヤモンドのような組」が、確かに、そこに在りました。
そしてそんな雪組の先頭にいたのは、間違いなくケイさんでしょう。
だからこそこの曲は音月桂サヨナラショーのラストを飾るにふさわしいのだと。


私が感想を書くとなんか陳腐な感じですが、
本当にあたたかいサヨナラショーでした。
感動しました。
幸せでした。


ケイさんに出逢えた奇跡に感謝。


大劇場ご卒業、おめでとうございます。
東京公演も、引き続き応援しています。