母、2回目の観劇&近づくムラ千秋楽。

先日、2回目観劇の母を連れて見に行ってきました。
JINとGSです。言うまでもなく。


2回目になると余裕をもって見られるらしく、
母は楽しんでました。


終わった後、


「あの真ん中で歌ってた人上手やねぇ!」


っていうから、私の中で?マークが飛び交ったんですけど。


解説すると、


「(パレードの時に、最初に)真ん中で歌ってた(娘役の)人上手やねぇ!」


と言いたかったらしい。つまり、エトワールですね。
母はヅカ初心者ですので、エトワールという用語を知らなかったという(笑)。


なので、エトワールは舞咲りんさんだよーと教えました。
で、母はフットルースも見ているので
「音月さんのお母さんをやってた人だよ!」と言ったら
「あぁ!」と。
ついでに、
「今日のお芝居ではおばあちゃんの役をやってた人だよ」
と言ってみたら、


「あぁ…えぇーーーーー!!!


と、期待通りの反応を返してくれました(笑)。
歌もめっちゃ上手やし、お芝居もうまいね!と言ってました。


ヒメのヨネばあちゃんは、「おばあちゃんの最大公約数」って感じで好きです。

ていうか、南方先生に診てもらってる時に、ヨネさん足をバタバタさせてるんですけど、
杖が要るくらい歩行が不安定なばーちゃんは、足をあんなふうには動かせないんじゃね?
と、老人デイで働く私は思うのですが(笑)。


でも、お芝居のバランスを取りながらちゃんとキャラを立てて、
あの江戸の町で生き生きと動いているヨネさんは魅力的で、
そんな風にヨネさんを作っていったヒメはすごいなって思うし、
リアルなおばあちゃんといわゆる「かわいいおばあちゃん」風味な感じを
うまい具合にバランスよく存在させていますよね。


てか、
南方先生をロックオンしている私のオペラを
いともたやすく奪っていくヨネさんはやっぱりツワモノです(笑)。


そんな風に楽しく語っている間にも時は過ぎゆき、
今日は来年の雪組公演の振り分けとベルばらの主な配役が出て、
本当に、確実に時間は流れていて、ケイさん、みみちゃんの卒業が近づいていることを
嫌でも実感させられます。


「時は止まらない 時は帰らない」


切なくて残酷な真実ですね。
でも、だからこそ


「この一瞬を永遠に」


今この一瞬一瞬を大事にしたいなという思いが強くなります。


これって人生にも通じますよね。
宝塚を通じてこんなにもいろいろ考えさせられるとは。
嵌った当時は思いもしなかったけど、
私をこの素晴らしい世界へと引き込んでくれたケイさんに感謝です★


最後まで全力で応援します!