やっちまった

細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)

細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)

細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)

細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)

レポートの締め切りだというのに
趣味の読書に走ってしまう私を
だれかどうにかしておくんなまし。。。


今回は、三浦綾子の『細川ガラシャ夫人』。


たいていの人は知っている。三浦綾子
代表作は『氷点』(でもssaoriは読んだことなし。。ドラマは見た)。


知ってる人は知っている。細川ガラシャ(玉子)。
私は大河ドラマ功名が辻』で初めて知ったのですが。
隠れファンが多いとかそうでないとか。
(かくいう私も…)


知らない人のための、ちょっとした解説。
細川ガラシャは、細川忠興の妻。
というよりも、明智光秀の娘、といった方がわかりやすいでしょうか。
そう、「三日天下」の光秀です。
戦渦に翻弄され、38歳の若さでこの世を去った悲劇の人。
ガラシャというのは洗礼名なのですよ。
つまり、彼女はキリシタンなのです。


本書の著者、三浦綾子氏もキリスト教徒として知られています。
だからか、キリスト教の下りになると、やたらくどいという
印象を受けてしまいます(苦笑)。
同じキリスト教徒ということもあってか
ガラシャに対する著者の尊敬みたいなものが見え隠れしています。


大河ドラマにするには、その生涯は短かったようにも思われるので
2時間枠でのドラマ化なんてどうだろう。
ガラシャは絶世の美女だったそうですが
(『功名が辻』では長谷川京子が演じていました。)
私の中のイメージは、石原さとみあたりかな。