研究者の引き出し

今日は、F先生のフランス語文献購読の授業を受けてきた。


読んでいるのは、ブルデューの『社会関係資本に関する覚え書き』。
覚え書きというだけあって、短いものなんだけど
それでも私にとっては高い壁。
D2の先輩とともに、フランス語と格闘中です。


それにしてもF先生の引き出しはすごい。
フランスで博士号を取っておられるので
フランス語はもちろんベラベラ。
歴史学の博士号を持ってはるので、歴史にはもちろん詳しいし、
学部の時は文学部だったらしく、文学や美術の知識(雑学)も豊富。
そして現在の専門は労働政策(たぶん)。


まぁ、欧州中心ではあるんですが…
(先生はフランス長いのでね)


今日も「サッチャーが首相になったのはいつか知ってますか?」
「ヨーロッパの三大空想社会主義者(だったかな…)は?」
などなど、当てられては答えに窮する私…情けない。
一応高3で世界史やったはずなんだが。むむ。


でも、社会学をやる上で、歴史認識っていうのは極めて重要なんですね。
古典を読むときは、それがいったいどんな背景で書かれたかを考えながら読む。
現代の社会問題を論じるにあたっても、
過去あっての現代な訳で、決して切り離されているわけではないから
歴史の流れの中で捉えなければならないのです。


そこまでわかってるんだったらもっと勉強しろよ
という突っ込みはなしでお願いします。
自分が一番わかってますorz